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2024年に観た映画ベスト43

2024年12月31日

今年映画館で観た新作映画は43本でした。
ネトフリやアマプラで観たものは除外。この配信全盛の時代にいつまでそんなこと言ってるんだと言われそうですが、だからこそ「映画館で観る映画」に拘りたいんです。…なんていつぞやのゼクシィのCMみたいなこと言っていますが。
世間で絶賛されている作品がいまいちピンと来なかったり、その逆もしかりですが、こんなこと書いたらセンスないって思われるかな〜みたいなことはいっさい気にしない方が楽しいですね。特にこういうベストは。

1位 ロボット・ドリームズ

孤独について。ずっと泣いてたし変な顔してたと思う。オールタイムベスト入り決定です。

2位 マッドマックス:フュリオサ

とにかく自分が発火してるんじゃないかくらい燃えた!また続編つくってくれ〜!

3位 SUPER HAPPY FOREVER

はじめはアレ?って首を傾げた描写が見事に回収される後半の美しさと切なさよ。旅映画としてもよかった。

4位 夜明けのすべて

よくありそうで、実は全然観たことのないタイプの映画でした。

5位 ナミビアの砂漠

これも変な映画だったな〜。今年は河合優実さん大活躍の年でしたね。

6位 コヴェナント 約束の救出

ジェイク・ギレンホールがブチ切れる映画はいい映画。1本で2本分楽しめるような充実感。

7位 ツイスターズ

「楽しさ」では今年ナンバーワンかも。グレン・パウエルの口〜。

8位 グラディエーターII 英雄を呼ぶ声

ポール・メスカル無双。アフターサンや異人たちのような繊細な役だけではなく、こういうのも出来るのね。すご。

9位 落下の解剖学

犬ちゃんかわいいだけじゃなくすごい演技力(動物虐待を疑うレベル)でしたね…。

10位 異人たち

ポール・メスカル無双その2。この役、日本版だと片岡鶴太郎が演じてたんだよな〜。


11位 ミッシング

12位 オッペンハイマー

13位 哀れなるものたち

14位 雨の中の慾情

15位 メイ・ディセンバー ゆれる真実

16位 シビル・ウォー アメリカ最後の日

17位 チャレンジャーズ

18位 ソウルの春

19位 デューン 砂の惑星 PART2

20位 Cloud クラウド

21位 HAPPYEND

22位 PERFECT DAYS

23位 パスト ライブス/再会

24位 若き見知らぬ者たち

25位 カラオケ行こ!

26位 ゴジラxコング 新たなる帝国

27位 クワイエット・プレイス:DAY 1

28位 憐れみの3章

29位 エイリアン:ロムルス

30位 ACIDE/アシッド

31位 関心領域

32位 違国日記

33位 ARGYLLE/アーガイル

34位 Chime

35位 デッドプール&ウルヴァリン

36位 ペナルティループ

37位 水平線

38位 破墓/パミョ

39位 ぼくのお日さま

40位 ルート29

41位 みなに幸あれ

42位 野球どアホウ未亡人

43位 ボーはおそれている



ここからは各賞の発表です。

🍺映画に出てくるビール大賞

「HAPPYEND」

今年も実在/非実在どちらのビールもよく目にしましたが、唸らされたのが「HAPPYEND」に出てきた「DAI NIPPON BREWING」と書かれた瓶ビール。大人の事情でとりあえずソレっぽいデザインや名前の架空ビールを出す映画が多いなか、右傾化した社会でこのネーミングはナイス架空ビール…と思ったら、「大日本ビール」って戦時中に実在したビールだったのか…!という。あと「違国日記」の海外ビールっぽい缶のラベルが「BrVIN」で…もしやこれは「ビール瓶」ってことなのか…!もアハ体験でした。来年も映画鑑賞中にビールが出てきたら全視力を注ぐ所存です。

🐈猫ちゃんと冒険するのは大変で賞

「クワイエット・プレイス:DAY 1」「ARGYLLE/アーガイル」

ビールと同じく画面に登場するとつい目で追ってしまう猫ちゃんですが、今年はなんと猫ちゃんとともに過酷な状況をサバイブする映画が2本もありました。普通にお世話するだけでも大変なのに、屈強な敵と戦ったり化物から逃げ回ったり飛んだり跳ねたり食事とかトイレとか一体どうしてんのよ…と、普通のアクション映画より5割増しでハラハラしました。あと猫ちゃんといえば「ACIDE/アシッド」、おまえは絶対ゆるさないからな…。

👯‍♂️ベストバディ賞

「夜明けのすべて」

今年は「フュリオサ」の警護隊長ジャックに「コヴェナント」の通訳アーメッドに「ツイスターズ」のYouTuberタイラーと、めちゃくちゃアツい相棒が出てくる映画が多くて燃えましたが、相棒やバディとはまた違うのかもしれないけど「夜明けのすべて」のふたりの絶妙な距離感がとても新鮮でよかった。映画自体も「決めつけ」とかお約束みたいなことが一切なくて、しみじみいい映画だったなあ、と思う。

🤮ゲロが出てくる映画はいい映画で賞

「ナミビアの砂漠」

誰が言ったか、実際に史上最多のゲロ祭りを見ることになった「逆転のトライアングル」を去年のベストに選んでしまってるわけですが…。今年は「ナミビアの砂漠」で河合優実がワインがぶ飲みした後にタクシーから身を乗り出して吐くゲロが赤いゲロで「なんて解像度の高いゲロなんだ…」と感銘を受けました。「SUPER HAPPY FOREVER」の旅先で吐くゲロもなかなかでしたね。